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自己情報は誰のもの?


今回の大腸ポリープ発見・手術で、つくづく、考えさせられた事が
ある。自己情報へのアクセスの問題だ。


実は、V-shan 、もう随分前から(って、言わばホームドクターだ
った父が亡くなってから)、掛かっている病院は、慶応と国立ガン
センターの二つ。診療科も異なる。慶応では、少し前まで2つの
科で受診。 どの科でも、よく血液検査をしていた。


だが、その血液検査の結果は、すべてカルテに別々に収められ
て当の本人にさえ、検査結果の推移を見る機会は与えられない
で来た。これが、検査するたびにその結果をもらえていたら、もっ
と早くに貧血になり始めていたことに気づいた事だろう。


ガンセンターでは、これまで15年間、内視鏡検査だけの患者で
特に病気があるわけでもなく、為に決まった主治医というものも
無かったせいか、血液検査の結果を一貫して把握してもらえる
体制には無かった。


今回は、慶応の主治医に指摘され、あれ?と思って慶応より
数ヶ月前に血液検査をしたはずのガンセンターの担当医に問い
合わせた事がこんなにも早くポリープ検査をうけ手術・摘出と
いう、幸運な結果となったにすぎない。


こういう場合、少なくとも患者本人には検査結果をコピーするなり
して渡しておいてくれたなら、検査結果の微妙な変化に気づく事
ができるのに・・。


あらゆる患者にホームドクターがいて、そのホームドクターの元に
受診機関での検査データーがすべて集約されて解かるようになっ
ているならいざ知らず、現状では、それが全く別々に収録されて
いたのでは、有効に活用できないではないか。


患者にデーターを渡すと色々厄介な事が増える、という危惧は
解からないでもないが、そもそも患者のデータは患者本人のもの
であって、患者こそが一番自分の具合というものを身をもって実
感し得る者である以上、何処にもデータを集約できない現状で
は、患者本人には、是非渡しておいて欲しいものだ。


服用している薬のデータ化、一本化が言われているが、あらゆ
る医療データの一本化こそが必要であり、医療費の抑制につな
がると思うのに、何故いつまでも野放し状態なんだろう?
厚生省は一体、なにをやってるんだ!? 何もしていないのか?
今、やっている最中? 


だとしても、気が付くのが20年遅い! 
きっと、V-shan みたいに 声を上げる患者が少ない為だろう。
多くの事故報告があがって、ようやく事の重大さに気が付く・・
という、遅いパターンなのだろうか。 


国家規模の体制が整うのを待つよりも、患者本人に患者の
情報を与えておけば、済むじゃないか。
患者こそが一番自分の体と真摯に向き合っている者なのだ。
ともすると患者は、訳の分らぬ御託を並べている者にしか
見えないのかも知れない。 確かにそうではあろうが、それ
でもそれは、いつもの自分の調子とは違っている事を感じて
いるからこその御託なのだ。


そういう御託をじっくり聞き入れる余裕がないなら、客観的な
データを患者に持たせておくしかないだろう。


そんな簡単なことに厚生省は何故これ迄気づかずにいたのか?
気づいてもやらなかった?  出来なかった?  どうして?
不思議だ! 頭、悪いんだろうか?


あ、今はもう厚生省とは言わないんだっけ? 

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病理の結果が出た!


いよいよ、先の大腸ポリープ手術の病理検査の結果が
告げられる日が来た。


最悪のケースを心にちょっとドキドキしながら行った。
ガンそのものは、怖くないのだが、ガンだった場合の
抗がん剤投与や放射線治療がとても辛そうで、気が
重かった。


実は、数日前に、頼んでおいた診断書が「出来ましたので
いつでも取りに来てください」の連絡が入っていたので、
その気になれば、今日の前に結果を知る事は可能だった。
で、今日行って、そうした。


外来診察室に行く前に、すぐに、文書科に行って、診断書を
もらって中身チェック。何処にも、ガンの字はない。


暑いので、院内をノタクタしながら診察室に向かっていたら、
呼ばれた。 「悪い物なしの、良性ポリープでした。」だった。
ヤレヤレ。 この検査のきっかけとなった、貧血の原因につい
ては未だわからないままだが、ま、2ヶ月鉄剤を飲んで、
それから、フォローアップ検査の予約をすることになった。


ほっとしたので、スカイレストランで、白玉ぜんざいでも
食べて帰ろうかと思ったが、今日はデジカメもって来なか
ったし、そのあと予定があったので、即帰った。


この次、何か食べてこよう。


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携帯用消毒液


Sany0036一つ忘れていた。 
国立がんセンターの病棟で見つけた、いい事。
病室の前にはこの様に手指を消毒する消毒
液が備えられていて、誰でも使えるのだが、
病室を回ってくる看護婦さんたちは、皆、一様にベルトに
小さな化粧瓶の様なものをぶら下げていた。


病棟のオリエンテーリングを受けている最中から、なんだろうと
気になっていたが、すぐに解かった。 点滴用の針を刺してくれる時、
この瓶の蓋を開けて、看護婦さんが手指の消毒を始めたからだ。


これはいい! どこにいても手指の消毒ができる。
看護婦さんが言うには、「メーカーもよく考えていて・・・」だそうだ。

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入院記7―退院の日


Taiinasaあっという間に退院の日が来ました。 
入院中に読もうと思って持ってきた本も、
新聞の切り抜きも一度も開くことなく、
すべてそのまま、持ち帰ります。


携帯してきたデジカメで病棟の様子を
取るのもこの日の朝のみ。 これが、病院の立体駐車
場とお隣の朝日新聞社。横断歩道を左に渡ったところ
に、大江戸線の築地市場駅がある。


これまでの入院経験史上、最短の入院でした。
で、これが退院の日の、朝の食事。 完食(牛乳以外)。
で、またその隣が、かなり早めの昼食。19階のスカイレストラン
で、築地から仕入れた新鮮なネタで作られた、海鮮丼。
そして、何日ぶりかで飲んだ、ミルク紅茶。 カップはノリタケ。


今まで15年間、ガンセンターは、検査のみでしか来なかったが、
これからは患者として来ることになる。 ガンセンターよ、宜しくね!

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