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ドクターG

NHKの夜のテレビ番組で、「ドクターG」なるものがある。
ドクタージェネラル、総合診断医の意味らしい。


この番組が出来た当初より、好きで見ている。
患者の主訴に対し、どういう病気を見立てるか? がこの番組のテーマだ。


最初は、見立ての仕方も右往左往している感があったが、今ではすっかり安定してきた。主訴に対して見立てた病名で、全て説明できるか、矛盾する症状・説明できない症状はないか? を徹底的に議論する。


研修医達の知識が問われる。
この番組を知って、自ら他流試合を申し込む、みたいに出演してきた研修医もいて、見ている側も、研修医が出した病名が正解なのかどうか、出演している研修医の人物をも含めて、毎回興味津々で見ている。


しかし、この病名判断って、パソコンがこれだけ普及した現在、、病気に特有の症状のデータベース化ができれば、患者の主訴をそのデータベースと照らし合わす事で、容易に病名が絞れる様になるのでは?、と回をすすめる毎に思い始めた。


現在は、データベース化されていない分を、知識量に勝る医師がどれだけ正確に主訴と症状を病名に合致させられるかどうかの問題だけのように見える。だから、今のところは知識豊富な=優秀な=勉強が出来る・出来たドクターが頼りになるわけだ。


しかし、近い将来、症状と病気のデーターベース化が出来、その治療方法も全てコンピュータで処理できるようになった時、人間としての医者の必要性は何だろう?


患者の訴えに対し、病名を判断し、投薬もし、手術も勿論コンピューターがやる。検査結果の判断も勿論コンピューターで足りるし、データーベース化が正確であれば、見落としも少ないだろうと予想される。


こんな近未来において、では人としての医者の必要性はなんだろうと患者の立場で考えると、それはやはり、人間力、患者に対し人として向きあう、信頼できる、安心できる存在としての医者だろうという気がしてくる。


しかし、その事もうかうかしていると人型のコンピューターロボットが対処してくれるかも知れない。 正確で優しく患者と向き合ってくれるなら、患者は機械であろうと信頼してしまうだろう。


果たして、近未来型社会では、医者や看護師、検査技師などの職業はなくなり、全てはコンピュータやロボットが担う事になるのだろうか?
そんな社会で人は、一体何をしているのだろう?

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